マッサージが無事終了して、お客様にベッドに寝ている状態から身体を起こして頂くときに「身体を起こしてください」と声かけはしますが、実際はセラピストが起き上がるのをお手伝いすることも多いですよね。
お客様ご自身で起き上がって頂く時と、アシストする時の言い方の両方のパターンを、英語でどのように言うのかをご紹介します。
「身体を起こしてください」= You can get up now.
単純に起き上がるように言いたい場合は、
起き上がる = get up
を使います。
朝起きることも「get up」を使って ”I get up at 7 o’clock”(私は朝7時に起きます。)のように言います。目が覚めるは”wake up” で身体を起こすことが”get up” です。
「You can ~」は「~ができる」という意味ですが、これで「~してもいいですよ。」という可能の意味となります。
「You may~」や「Would you like to ~?」に置き換えるともっと丁寧な言い回しになります。
一緒に覚えたい英語フレーズ
・You can sit up now.
「もう身体を起こしていただいていいですよ。」
“Sit up” は”sit”(座る)という言葉を使っていることからもわかるように、ベッドの上に座ってください、というニュアンスになります。
マッサージの後に急に身体を起こすとクラクラする場合もありますので、ゆっくり起き上がる手順をお客様に指導して差し上げてもいいですね。
・Would you like to turn on your side and bend your knees?
「身体を横向きにして、両足を曲げてください。」
・Please use your arms and hands to push up to seated position.
「腕と手で身体を持ち上げて座ってください。」
お客様に身体を起こしていただくよう英語でお伝えしましょう
Thank you very much. Would you like to sit up now?
(どうもありがとうございました。身体を起こしていただけますか。)
Oh, I totally fell asleep.
(あー、すっかり寝てしまいました。)
Let me assist you get up because there is a possibility of dizziness and light-headedness if you get off the bed too quickly.
(起きるお手伝いをさせてくださいね。急にベッドから降りるとクラクラしたりふらつくこともありますから。)
I see. Thank you.
(わかりました。ありがとうございます。)
Please turn onto your side and bend your knees. Then use your arms and hands to push yourself up to seated position.
(では、横向きになって膝を曲げてください。それから腕と手で身体を持ち上げるようにして起きて座ってくださいね。)
Okay
(わかりました。)
Sit at the edge of the bed for a few moments, and gently ease off the bed.
(ベッドの端に座ってちょっとゆっくりしてからそっと降りてくださいね。)
「身体を起こしてください」を英語で|まとめ
マッサージが終わった後に、お客様ご自身で身体を起こすように言ってもいいのですが、身体に負担をかけない起き方の手順を教えてさしあげると、急に立ち上がって貧血になったり、ふらついて転倒したり、腰を痛める危険性を避けることができます。
セラピストがお客様の身体を抱えてクルッと回して座らせてあげてもいいですね。そんな時は
「Let me help you get up.」
(起きるお手伝いしますね。)
と言えばいいでしょう。
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