[顧客情報][来店履歴][カルテ]の英語表現

[顧客情報][来店履歴][カルテ]の英語表現

美容室などの美容サロンを運営する立場になったり自分でお店を持ったりすると、接客だけではなく事務的な作業も増えます。またレセプショニストも、お客様の個人情報や会計などに携わります。海外の美容室で働くときや、海外で美容室を経営するときに必要な、簡単な事務的表現を英語でご紹介します。

顧客情報に関する英語

customer information (カスタマー インフォメーション)

または、

client information (クライアント インフォメーション)

品物(商品)を買う顧客には customer (カスタマー)、サービスを買う顧客には client(クライアント)を使うことが多いです。美容室では client(クライアント)を使います。顧客情報には、お客様の必要最低限の情報を記録します。

個人情報

氏:Last Name(ラストネーム)

名:First Name(ファーストネーム)

住所:Address(アドレス)

電話番号:Home Phone(ホーム フォン)

携帯電話:Cell/Mobile Phone(セル/モバイル フォン)

生年月日:Date of Birth(デイト オブ バース)

性別:Sex(セックス)

男:Male(メール)

女:Female(フィーメール)

E-mailアドレス:E-mail (イーメール)

詳細は来店履歴やカルテに記載するので、このくらいが一般的です。
性別は、Man / Woman ではないので注意しましょう。お客様が初来店されたときに、お客様ご自身でご記入いただけるようにフォームを作っておきましょう。

Would you mind filling out this form please?
(こちらのフォームにご記入いただいけますか?)

Could you fill out this while you wait please?
(お待ちの間にこちらをご記入いただけますか?)

などとお伝えしましょう。担当者を待っているいる間や、施術の間の待ち時間などに書いていただくと良いかもしれません。

来店履歴に関する英語

visit history (ビジット ヒストリー)

来店や訪問することをvisit(ビジット)、履歴をhistory(ヒストリー)と言います。
ご来店の度に記録すると良いでしょう。最終来店日や来店頻度を把握したり、メニューとヘア用品購入履歴からお客様の来店パターンを知ることもできます。前回の担当者も記録しておきましょう。

来店日:Date of Visit(デイト オブ ビジット)

予約スケジユール:Appointment Schedule(アポイントメント スケジュール)

毎週:Weekly (ウィークリー)

2週間おき:Every 2 weeks(エブリートゥーウィークス)

3週間おき:Every 3 weeks(エブリースリーウィークス)

毎月:Monthly(マンスリー)

施術履歴

メニュー:Menu(メニュー)

ヘア用品:Hair Products(ヘアプロダクト)

担当者:Stylist(スタイリスト)

合計金額:Total Amount (トータル アマウント)

お客様との会話や、従業員との情報共有の際に使えるフレーズです。

Your last visit was a month ago.
(お客様の前回のご来店は1か月前でした。)

We haven’t seen her since last Summer.
(去年の夏からあの方をお見かけしてないですね。)

He visits us every 2 weeks on a Wednesday.
(この方は2週間おきの水曜日に来店されています。)

カルテに関する英語

client card (クライアント カード)

カルテはドイツ語で、医療の現場で使う患者情報のことです。カルテを英語にするとmedical record(メディカル レコード)などと言いますが、美容室ではclient card (クライアント カード)や、client record(クライアント レコード)を使います。カルテには、顧客情報には書かない詳細を記録しておきましょう。髪質やアレルギーなどの重要な情報から、お客様との会話の中で気づいたことまで細かく記録しておくと良いでしょう。

髪質:Hair Type(ヘアタイプ)

軟毛:Fine(ファイン)

普通:Medium(ミディアム)

硬毛:Thick(シック)

剛毛:Very thick(ベリーシック)

クセ毛:Wavy(ウエービー)/Curly(カーリー)

直毛:Straight(ストレート)

縮毛:Frizzy(フリジー)

アレルギー:Allergy (アラジー)

パッチテスト:Patch Test(パッチテスト)

皮膚感作性:Skin Sensitivity(スキンセンシティビティ)

陽性:Positive(ポジティブ)

陰性:Negative(ネガティブ)

職業

Occupation(オキュペーション)

性格:Personality(パーソナリティ)

おっとり:Easygoing(イージーゴーイング)

せっかち:Impatient(インペイシェント)

人見知り:Shy(シャイ)

無口:Quiet(クワイエット)

明るい:Friendly(フレンドリー)

気難しい:Difficult(ディフィカルト)

好きなこと(もの)、嫌いなこと(もの):Likes and Dislikes(ライクス アンド ディスライクス)

好きなこと(もの):Likes(ライクス)

話:Talk(トーク)

新しいもの:New things(ニューシングス)

モード系:High Fashion(ハイファッション)

映画:Movies(ムービー)

嫌いなこと(もの):Dislikes(ディスライクス)

マッサージ:Massage(マッサージ)

コーヒー:Coffee(コーヒー)

コンサバ系:Conservative Fashion(コンサーバティブ ファッション)

アウトドア:Outdoor Activities(アウトドア アクティビティーズ)

毎回同じスタイリストが担当する場合もあれば、スタリストが変わる場合もあると思いますので、全員で共有できるようにしておくと良いですね。お客様のお好みなどは、何度も同じ質問をしないようにカルテを活用しましょう。

Do not massage this client.
(このお客様はマッサージしないで下さい。)

Please prepare high fashion magazines for this client.
(このお客様にはモード系の雑誌を用意して下さい。)

This client is allergic to milk, so please be careful.
(このお客様は牛乳アレルギーなので注意して下さい。)

[顧客情報][来店履歴][カルテ]の英語表現まとめ

日本人はホスピタリティを大事にしますので、どうすればお客様に喜んでいただけるかを常に考えていると思います。顧客管理を行うのは、それぞれのお客様に合わせた対応をすることが目的です。お客様を理解することで信頼関係を築き、ご要望に応えることができます。それを繰り返していくことで、集客アップに繋がると思います。美容に直接関係ない場面でも、よく使う単語や表現がたくさんありますので、覚えておくと便利です。

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