サロンでのトリートメントを受けにいらしたお客様に快適なひと時を過ごしていただくには、セラピールームの雰囲気や温度管理も大切です。
セラピスト側はマッサージ中は結構動き回りますので暑くなるかもしれませんが、お客様は薄着になって静かに横になっていただいておりますので、同じ温度のお部屋でもセラピストに合わせてしまうと寒く感じてしまうこともあるでしょう。リラックスして眠たくなってくると、副交感神経が優位になり体温も下がりますので、その辺も踏まえてセラピールームの温度を調節するようにして差し上げましょう。
このコラムでは美容サロンでの施術中に、部屋の温度が適切かどうかを外国人のお客様に英語で伺うための英語フレーズと英単語をご紹介します。
「寒くないですか?」 = Are you feeling chilly?
「寒い」は「cold」、「暑い」は「hot」だと習った方も多いと思いますが、「寒い」は”chilly”とも言います。”Chilly”は感覚的にちょっと肌寒い感じになります。”Cold”と”chilly”だと”cold”の方がより寒さが強いです。この機会に色々な温度や体感温度に関する表現を覚えましょう。
・寒い = cold
・暑い = hot
・温かい = warm
・肌寒い = chilly
・蒸し暑い = humid
部屋の温度調節に関して一緒に覚えたい英語フレーズ
・Is the room too hot for you?
(部屋は暑すぎますか?)
・Are you cold/hot?
(寒いですか?暑いですか?)
主語を部屋にする場合は”Is the room~?”、お客様にする場合は”Are you~?”にします。
・How’s the temperature?
(温度はいかがですか?)
単純に“~はいかがですか?”を表現する”how” を使ってもいいです。お客様が暑く感じる時、寒く感じる時に応じて次のよう言って対応しましょう
・I’ll turn on the electric blanket.
(電気毛布をつけます。)
・I’ll open the window.
(窓を開けますね。)
・I’ll put on the air-conditioner.
(エアコンをつけますね。)
お客様に寒くないか・暑くないかを英語でお伺いしてみましょう
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How’s the temperature in the room? Are you feeling chilly or too hot?
(お部屋の温度はいかがでしょうか?肌寒かったり暑すぎたりしませんか?)
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It feels just about right.
(ちょうどいいくらいです。)
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In that case, I’m going to turn on the electric blanket on low, OK? You might become a little chilly during the session.
(それではもしかするとセッション中に少し寒くなるかもしれませんので、軽く電気毛布をつけますね。)
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That sounds good.
(それはいいですね。)
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Please let me know if you feel too warm.
(温かすぎたらおっしゃってくださいね。)
「寒くないですか/暑くないですか?」を英語で|まとめ
一見簡単な表現ですが、寒さ・暑さの程度によってcold/chilly またはhot/warm と表現を使い分けてみましょう。また、寒い・暑いのがお客様なのかお部屋なのかによっても、”Are you cold/hot?” というか ”Is it cold/hot?”というかなども気に留めておきましょう。特にリピーターのお客様に対しては、毎回同じ表現で聞くよりも、いろいろなバリエーションで対応した方がマンネリにならずに自然な接客になるでしょう。
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